社員インタビュー

チームを動かすモチベーター

運輸部課長

山崎 修一

2016年中途入社

社員紹介:山崎修一


山崎さん
【生年月日】1971年11月24日

【趣味】ゴルフ

【好きなこと】外での作業(笑)やはり体を動かすのが一番!!

【嫌いなこと】デスクワーク(笑)…ですが、好きなお菓子を食べて集中します。

【性格】好きなことに全力投球タイプ。ゴルフ、買い物、食べること、寝ることなどなど、好きな事を全力で楽しむ性格です。

入社のきっかけと成長

― 前職について ―
前職は大手物流会社で、ドライバーとして18年間勤務していました。
軽自動車による宅配業務から始まり、2t・4tトラックでのルート配送、大型トラックでの路線転送など、さまざまな業務を経験しました。
物流の現場を幅広く知る中で、現場でのチームワークやお客様対応の大切さを学びました。

― 入社のきっかけ ―
当時、前職での職場環境や働き方に悩んでいた私に、現職の会社顧問が声をかけてくださったことが、入社のきっかけです。

特に大きかったのは、以下の2点です。

「社内の派閥争い・ギスギスした職場環境から脱却したい」
 管理職に昇進した後は、個々の都合が優先され、チームとしての一体感に欠ける場面が増えました。
 私は、ドライバー時代のような“和気あいあいとした現場の雰囲気”が好きで、もっと協力し合える環境で働きたいと感じていました。

「自分の求める働き方がしたい」
 「もっと集中して仕事に取り組みたい」
 「チームと良い雰囲気で働きたい」
 「声を掛け合えば、もっと効率良くなるのに」
 そんな思いを大切にしたいと考え、新たな道を選びました。

― 現在の仕事とこれから ―
現職では管理職として入社しました。
もともと体を動かして働くことが好きだったため、デスクワーク中心の業務には最初は戸惑いもありました。
しかし続けるうちに、「これまでの現場経験や知識を、チームメンバーの育成や現場改善に活かせるのでは」と考えるようになりました。

物流は単に「荷物を運ぶ」だけでなく、製造・加工・販売・管理といったさまざまな工程に関わる“基幹産業”です。
私は、ドライバー時代に培った知識や、大手物流企業とのネットワークを活かして、よりスムーズな物流インフラの提供に努めています。

また、接客やコミュニケーションも、現場での大切なスキルです。
「言葉の使い方ひとつで相手の受け取り方が変わる」という気づきも、今の業務にしっかりと活かされています。

今後も、現場目線と管理職の視点をバランスよく持ち、チームとともに成長していきたいと思っています。

仕事で一番嬉しかったこと・失敗談

【嬉しかったこと】
お客様から「もう無理ですよね?」とご相談を受けた案件で、あらゆる手段を駆使してご要望を達成できたことが、今でも印象に残っています。
通常の発送では間に合わないスケジュールだったため、飛行機・レンタカー・フェリーなど、あらゆる交通手段を組み合わせて荷物を届けました。

無事に荷物を間に合わせることができた際、「また山崎さんにお願いします」と感謝の言葉をいただいたときは、本当に嬉しかったです。
この経験を通じて、あらゆる可能性を考え抜き、お客様に最適な提案をする力の大切さを学びました。そのためには、日頃からの情報収集や柔軟な発想が欠かせないと実感しています。

【失敗談】
過去には、交通事情により約束の時間に間に合わなかったことや、商品を破損させてしまったことがありました。
どちらも悔しい経験であり、仕事に対する姿勢を見直す大きなきっかけになりました。

このような場面で最も大切なのは、まず誠実に謝罪し、迅速かつ的確に対応することです。問題を最小限に抑えるためには、状況を正確に報告し、お客様に確実な対応策をお伝えすることを常に意識しています。

また、自分一人で抱え込まず、上司やチームのメンバーと協力して対応することで、より良い解決策を見出すことができます。
現在では、天気予報や時間帯ごとの道路状況などを事前に確認する習慣が身につき、リスク回避の精度も高まりました。

私が心がけている職場環境作り

私が日々心がけているのは、誰もが安心して働ける職場環境をつくることです。特に意識しているのは、次の3つです。

①萎縮することなく思ったことを伝えられる環境作り
 役職や年次に関係なく、自分の意見や考えを素直に伝えられる職場であることを大切にしています。どんなに些細なことでも、「言いにくい」と思わせない雰囲気づくりを意識しています。

②モヤモヤする社内営業が必要ない環境の維持
 上下関係や派閥にとらわれず、誰とでもフラットに話せる関係性が理想だと思っています。必要以上の気遣いや気苦労がいらない、「自然体」で働ける環境を維持したいと考えています。

③得意・不得意をお互いに補い合える職場作り
 すべてを一人で完璧にこなす必要はありません。自分が得意なことを周りに提供し、苦手なことは素直に頼る――そんな助け合いの精神を大切にしています。

実際に、私も入社当初はPCスキルに自信がなく、周囲のメンバーからたくさん助けてもらいました。今では、困っている人を見かけたら、声をかけてサポートする側に回れるようになりました。

「できないこと」は恥ずかしいことではありません。
大切なのは、「わからないことをそのままにしない」「質問する勇気を持つ」ことです。
そして、それを受け止めてくれる仲間がこの職場にはいます。

これからも、そんなチームワークを大切にしながら、一緒に気持ちよく働ける職場をつくっていきたいと思っています。

面接担当者として伝えたいこと・求める人材


【メリットだけではなく、デメリットもお伝えします。】
面接の場では、多くの方から「長く働きたい」「安定した収入を得て生活を安定させたい」といった真剣な想いを伺います。
その気持ちを大切にしながら、「その想いを実現するには、どんな働き方や準備が必要か」を、具体的な仕事内容を交えて丁寧にお話ししています。
会社の良い面(メリット)だけでなく、あらかじめ知っておいてほしい大変な部分(デメリット)についても、しっかりとお伝えすること で、納得して入社してもらえることを目指しています。


【面接での重視ポイント】
私が面接で重視しているのは、まず〝やってみよう!〟という前向きな気持ちがあるかどうかです。
履歴書が完璧であることや、面接で上手に話せることが全てではありません。
誰だって初めての場所では緊張しますし、自分をうまく表現できないのは当然のことだと思っています。
だからこそ、まずは気軽に面接にお越しいただき、会社に対して伝えたいことや、逆に確認しておきたいことなどを、リラックスしながら話してもらえれば嬉しいです。
実際に、過去には一人の方と面接で2時間半じっくりお話ししたこともあります。
私たちが求めているのは、特別なスキルや経験よりも、「仲間と協力して働きたい」「成長したい」と思える気持ちです。
その気持ちがあれば、私たちは全力でサポートします。一緒に働ける日を楽しみにしています。

運輸部課長・面接担当者としての今後の目標

【営業部の目標】
営業部としては、「売上を最優先に考える」ことを基本方針としています。
そのために、日々の情報収集を徹底し、即戦力となる案件やチャンスがあれば、スピード感を持って積極的に対応していきます。
タイミングを逃さず、お客様のニーズに合った提案ができるよう、常にアンテナを張っています。


【運輸部の目標】
『事故ゼロ』を確実にする為に、日々の声掛けから現場での指導、毎日の点呼時の情報収集などを行います。
また、最近はドライバーの定着率がやや下がってきている状況もあります。
その背景には、勤務環境や人間関係、働き方への価値観の変化など、さまざまな要因があると感じています。
今後は、その原因を一つひとつ丁寧に見つめ直し、誰もが安心して長く働ける職場環境を実現することを目指しています。

運輸部としての使命は、ただモノを運ぶだけではなく、チーム全体で「安全」と「信頼」を届けることだと考えています。
その想いを共有しながら、営業部・運輸部それぞれの目標に向かって、会社全体の力を高めていきたいと思っています。

皆さんへ一言メッセージ


私は今、「皆さんを受け止められる職場にしていきたい」という思いを持って、会社と共に日々成長を続けています。
でもその“成長”の前提には、何よりも「信頼」があると感じています。

信頼とは、特別なことをするのではなく、
ルールや手順を守って業務を確実に行うこと。
挨拶をきちんとする、制服を整える、落ちているゴミを拾う。
そんな「当たり前のこと」を丁寧に積み重ねることで、少しずつ築かれていくものです。

そしてその信頼があるからこそ、任された仕事に本気で向き合え、結果として自分の成長にもつながっていくのだと思います。

だからこそ私は、
「当たり前を当たり前に」
「今できること・誰にでもできることを率先してやる」
という姿勢を大切にしてほしいと思っています。

うまくいかないとき、できないことがあるときは、ためらわずに声をあげてください。
困っていることを相談し、少しずつ「できる」に変えていけば、それで十分です。

そうやって少しずつ積み重ねた信頼は、やがて新しい仕事を任されるチャンスを生み、
自分自身が成長し続けられる環境へとつながっていきます。

皆さんと一緒に、そんな信頼の土台があるチームを作っていけることを、心から楽しみにしています。

一日の流れ

6:00~8:30点呼業務

朝はドライバーさんの点呼業務から始まります。
アルコールチェックや体調の確認を行い、安全運転に関する注意事項をしっかりと確認し合います。
元気な挨拶を交わして、気持ちよく送り出しています。

~12:00デスクワーク

日報の確認やシフト作成を行います。
また、ドライバーさんから寄せられた相談事に対して、改善策や対策を考え対応しています。

12:00~13:00休憩

お昼休憩です。お弁当を持参する社員もいますし、みんなでデリバリーを頼んで食事を楽しむこともあります。

13:00~16:00配送業務

緊急の配送依頼が入ることもあり、その際は配送に出ます。
お客様のご要望に応えられるよう、デスクワークと並行してドライバー業務も行っています。

16:00~18:00運行管理業務

月に1回実施している「安全衛生会議」の資料作成など、運行管理に関わる業務を進めます。

~20:00点呼業務

ドライバーさんの戻りを確認し、アルコールチェックや本日の運行状況を振り返ります。
問題点があれば相談に乗り、日々業務の改善に努めています。

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